お知らせ

瀧本医師の論文発表まとめ(発表された論文の一部を抜粋しています)

いつもLSI札幌クリニックHPのご利用を頂きありがとうございます。
免疫療法常勤医の瀧本医師が執筆した最近の免疫細胞療法に関する論文発表を、下記の通りまとめましたので、お知らせいたします。

Prognostic Factors for Advanced/Recurrent Breast Cancer Treated with Immune-cell Therapy

〔著  者〕瀧本 理修(瀬田クリニックグループ)、他

参加施設〕瀬田クリニックグループ、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学講座

〔掲載論文〕Anticancer Research 2021, in press

〔論文内容〕進行・再発乳癌に対して、標準治療と併用して免疫細胞治療を実施した症例を対象に、免疫細胞治療の治療効果および全生存期間をレトロスペクティブに検証した。
進行・再発乳癌では、免疫細胞治療開始時にPSが良好で、抗がん剤治療歴がなく、手術を併用できた症例で予後良好であることが示唆された。一方、免疫細胞治療開始時に肝転移、胸膜転移を認めた症例では予後不良であることが示唆された。ホルモン受容体陽性乳癌においては、PSが良好な症例で予後が良好であり、逆に肝転移のある症例で予後不良である可能性が示唆された。

〔対象部位〕乳がん

〔治療種類〕アルファ・ベータT細胞療法

Pubmed ID34281884

Esophageal cancer responsive to the combination of immune cell therapy and low-dose nivolumab: two case reports

〔著  者〕瀧本 理修(瀬田クリニックグループ)、他

参加施設〕瀬田クリニック東京、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学講座、日本大学消化器内科

〔掲載論文〕Journal of Medical Case Reports 2021,15:191.

〔論文内容〕免疫チェックポイント阻害剤(ICI)に併用でαβT細胞治療を行い、病状が改善した進行再発食道癌2症例について報告した。ICIは低用量であってもαβT細胞を併用すれば、標準治療に不応性となった食道癌症例に有効である可能性が示唆された。

〔対象部位〕食道がん

〔治療種類〕アルファ・ベータT細胞療法、ニボルマブ

Pubmed ID33827668

Effect of adoptive T-cell immunotherapy on immunological parameters and prognosis in patients with advanced pancreatic cancer.

〔著  者〕熊井 達男(金沢大学)、瀧本 理修、他

参加施設〕金沢大学、金沢先進医学センター、瀬田クリニック東京、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学講座

〔掲載論文〕Cytotherapy 2021,23:137-145.

〔論文内容〕切除不能膵癌に対して実施したアルファ・ベータT細胞療法の治療効果について、治療前後の血液中の免疫細胞の解析、予後について解析した。過去の化学療法単独での治療例に比較して、生存期間が延長し予後が改善された。また、治療によりCD8+T細胞の増加など免疫細胞の変化が観察された。

〔対象部位〕膵臓がん

〔治療種類〕アルファ・ベータT細胞療法

Pubmed ID32907781

Changes in Immunological Status in Patients With Metastatic Colorectal ancer Treated With First-line Chemoimmunotherapy

〔著  者〕山田 哲平(福岡大学医学部消化器外科学講座)、瀧本 理修、他

参加施設〕福岡大学、福岡メディカルクリニック、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学講座、瀬田クリニックグループ

〔掲載論文〕Anticancer Research 2020, 40: 4762-4771.

〔論文内容〕進行大腸癌に対して実施した初回の化学療法と免疫細胞治療の併用の治療効果と安全性を検証した。治療に関連する重篤な有害事象は認められず、進行大腸癌では初回の化学療法に免疫細胞治療を併用することにより、予後を改善することが示唆された。

〔対象部位〕大腸がん

〔治療種類〕アルファ・ベータT細胞療法

Pubmed ID32727803

Adoptive Immune-Cell Therapy for the Treatment of Neuroendocrine Carcinoma of the Uterine Cervix

〔著  者〕後藤 重則(瀬田クリニックグループ)、瀧本 理修、他

参加施設〕瀬田クリニックグループ、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学講座、順天堂大学、聖マリアンナ医科大学

〔掲載論文〕Anticancer Research 2020, 40: 4741-4748.

〔論文内容〕子宮頸部の神経内分泌がんは子宮頸がんの 5%未満の珍しいがんのために標準化された治療法が確立されておらず、その予後は一般的な子宮頸がんと比較して悪い。瀬田クリニックグループを受診した子宮頸部神経内分泌がんに対して実施した免疫細胞治療の効果を生存期間や長期予後の点から評価した。子宮頸部に進行した神経内分泌がんでは3年以上の生存例は少なく、極めて予後が不良と報告されてきたが、免疫細胞治療を行うことにより予後が改善することが示唆された。肝、脳などへの遠隔転移を生じた複数のケースにおいても長期の無再発生存を認めた。

対象部位〕子宮頚部(神経内分泌がん)

〔治療種類〕アルファ・ベータT細胞療法、樹状細胞ワクチン

Pubmed ID32727800

Prognostic Factors for Endometrial and Cervical Cancers of Uterus Treated With Immune-cell Therapy: A Retrospective Study

〔著  者〕瀧本 理修(瀬田クリニックグループ)、他

参加施設〕瀬田クリニックグループ、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学講座、福岡メディカルクリニック、北大阪メディカルクリニック

〔掲載論文〕Anticancer Research 2020, 40: 4729-4740.

〔論文内容〕進行・再発子宮癌(子宮体癌、子宮頚癌)に対して標準治療に併用で実施した免疫細胞治療の効果をレトロスペクティブに評価・検証した。治療に関連する重篤な有害事象は認められず、子宮体癌では化学療法の前治療歴がない症例、子宮頚癌では肝転移あるいは肺転移がない症例で免疫細胞治療の効果が期待できることが示唆された。

〔対象部位〕子宮(子宮体癌、子宮頚癌)

〔治療種類〕アルファ・ベータT細胞療法、樹状細胞ワクチン

Pubmed ID32727799

Effects of adaptive immune cell therapy on the immune cell profile in patients with advanced gastric cancer

〔著  者〕三浦 雅(金沢大学)、瀧本 理修、他

参加施設〕金沢大学、金沢先進医学センター、瀬田クリニックグループ、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学講座

〔掲載論文〕Cancer Medicine 2020, 9: 4907–4917.

〔論文内容〕進行胃癌に対して実施したアルファ・ベータT細胞療法後に生じる免疫細胞の変動と予後との関連を検討した。アルファ・ベータT細胞療法によってヘルパーT細胞、キラーT細胞、制御性T細胞の比率が変化し、この変化と予後との関係が示唆された。

対象部位〕胃がん

〔治療種類〕アルファ・ベータT細胞療法

Pubmed ID32529780

Identification of prognostic factors for γδT cell immunotherapy in patients with solid tumor

〔著  者〕瀧本 理修(瀬田クリニックグループ)、他

参加施設〕瀬田クリニックグループ、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学講座、金沢先進医学センター、金沢大学

〔掲載論文〕Cytotherapy 2020, 22:329-336.

〔論文内容〕固形癌患者を対象に、標準療法に併用もしくは単独で実施したガンマ・デルタT 細胞治療の効果と予後をレトロスペクティブに検証した。治療に関連する重篤な有害事象は認められず、抗腫瘍効果として安定(SD)あるいは部分奏効(PR)症例では、進行(PD)症例よりも予後が良好であり、固形癌患者の予後を改善する可能性が示唆された。また効果が現れやすい症例は、治療前のFCM(フローサイトメトリー)検査において、Vγ9γδT 細胞(γδT 細胞の種類)が多く含まれていることが明らかになった。

対象部位〕固形がん

〔治療種類〕ガンマ・デルタT細胞療法

Pubmed ID32303429

Prognostic Factors for Colorectal Cancer Patients Treated With Combination of Immune-cell Therapy and First-line Chemotherapy: A Retrospective Study

〔著  者〕瀧本 理修(瀬田クリニックグループ)、他

参加施設〕瀬田クリニックグループ、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学講座

〔掲載論文〕Anticancer Research 2019, 39: 4525-4532.

〔論文内容〕進行・再発大腸癌に対して、初回化学療法と併用して免疫細胞療法を実施した症例を対象に、免疫細胞治療の治療効果および全生存期間をレトロスペクティブに検証した。治療に関連する重篤な有害事象は認められず、全身状態が安定(PS=0)でベバシズマブ(BV)+カペシタビンを含む化学療法(Cap)および免疫細胞療法を受けた症例の予後が改善され、延命効果をもたらすことが示唆された。

対象部位〕大腸がん

〔治療種類〕アルファ・ベータT細胞療法、樹状細胞ワクチン

Pubmed ID31366555

Prognostic Factors for Pancreatic Cancer Patients Treated with Immune-cell Therapy

〔著  者〕牧田 香理(瀬田クリニックグループ)、瀧本 理修、他

参加施設〕瀬田クリニックグループ、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学講座

〔掲載論文〕Anticancer Research 2018, 38: 4353-4360

〔論文内容〕進行・再発膵臓癌、治癒切除後の再発予防目的の症例を対象に、免疫細胞治療の治療効果を検証した。治療に関連する重大な有害事象は認められず、全身状態が良い時期に抗がん剤や放射線治療などの他の治療と免疫細胞治療を併用することで、生存を延長し得ることが示唆された。

対象部位〕膵臓がん

〔治療種類〕アルファ・ベータT細胞療法、樹状細胞ワクチン

Pubmed ID29970573

 




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