いつもLSI札幌クリニックHPのご利用を頂きありがとうございます。
本日2月4日は「ワールドキャンサーデー( world cancer day )」です。
当院では、ワールドキャンサーデーの一助となれるように「がんと免疫」についての特設サイトをご用意いたしました。
1.がん細胞とは
日々、私たちの体内の中で細胞が分裂・増殖しています。
その細胞が分裂する過程で「コピーミス から遺伝子の突然変異 」を起こし、がん異常細胞ができます。
健康な人でも毎日数千個ものがん細胞が生まれています。
2.免疫とは
細菌やウイルス、がん細胞などの「異物から体を守る防御システム」です。
日々、私たちの体はウイルス、細菌、カビ、がん細胞などの敵(異物)に囲まれていますが、異物と認識し排除する仕組み「 免疫 」のおかげで健康が保たれています。
がん細胞は正常な人でも1日に数千個生まれていますが、多くの方が「がん」にならないのは、免疫システムが、日々生まれるがん細胞を排除しているからです。
3.がんが大きくなるしくみ
がん細胞が免疫システムの監視を潜りぬけ、分裂、増殖していくとがんを発症します。
4.がんが再発するしくみ
手術や放射線治療などの局所療法でがんを排除した後、「検査にひっかからない微小ながんが残存」してしまうことがあります。
この残存がんが時間をかけて増殖し、再び腫瘍という形で表れてくるのが「がん再発」です。
微小がんが血液やリンパ液の流れに乗って他臓器へと運ばれ、遠隔転移をきたしてしまうこともあります。
5.がんの再発予防治療と免疫
がん施術の術後に、微小がんの排除を目的として抗がん剤を使用した、術後補助化学療法が用いられています。
ただ、抗がん剤は長く使用しているとその抗がん剤に対してがんが薬物耐性を持ってしまうことがあり、また、がん患者さんでは健康な方に比べて免疫が低下しているという研究結果もあります。
こちらのグラフは、これまでに肺がん手術後の患者さんに術後化学療法または放射線療法と併用して免疫細胞療法を実施したところ、免疫細胞療法を実施しなかった患者さんにくらべて長期生存率が上昇したという研究結果が得られています。(千葉県がんセンター:2007-2012年)。
6.年齢と共に低下する免疫
個人差はありますが、免疫は「20代前後をピークに、30代から下降線を辿り、50代ではそのピーク時の半分」になると言われています。上の赤グラフが示す通り、「感染症やがん」も免疫状態のグラフと反比例して向上してきます。
高齢者が、感染症に対して弱いのと、がんが多い理由は、免疫の力の低下が原因とも考えられています。
7.免疫の状態を調べる免疫外来
当院では「今の自分の免疫状態を知る」ために、フローサイトメトリー(FCM)法という血液検査を使用した、免疫外来を行っております。がんの治療現場で生まれたFCM検査を生かし、長年のノウハウを基にして、免疫療法専門の医師により、貴方の免疫機能について説明します。
7.免疫外来の医療費
医療費 |
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①免疫機能検査(FCM) ¥70,000 (税込 ¥77,000) ②免疫外来診察料(30分)¥15,000(税込 ¥16,500) 合計=¥85,000(税込 ¥93,500) |
【受付時間】平日(月~金) 9:00~16:00
【メールでの問合せ】https://www.lsi-sapporo.jp/contact/
【問合せ電話番号】011-731-6669
※免疫外来は完全予約制となります。
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PET人間ドック・がん免疫細胞治療「LSI札幌クリニック」
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