診療放射線技師は、医療における放射線を扱う職種です。
厚生労働大臣の免許を受けて、検査や治療を行う時に必要になる放射線を、
医師または歯科医師の指示を受けて人体に照射できる国家資格が与えられています。

「レントゲン技師」と呼ぶ人もいますが、正式名称は「診療放射線技師」です。
昔はレントゲン検査が一般的に行われていましたが、現在は医療機器の進歩に伴い業務は多岐にわたっています。
具体的な業務は以下のようになります。

＜主な業務＞
（1）レントゲン検査（一般X線検査）
（2）MRI検査
（3）CT検査
（4）消化管造影検査
（5）血管造影検査
（6）乳房X線検査（マンモグラフィ）
（7）骨密度検査（骨塩定量検査）
（8）超音波検査
（9）核医学検査
(10)画像処理
(11)放射線機器管理
(12)放射線被ばく管理

検査するだけではなく、画像処理を施したり、異常を見つけて医師の読影補助をすることもできます。
またの機会にそれぞれの検査について取り上げて行きたいと思います。

この記事を通して私たちの仕事に少しでも興味を持っていただければ幸いです。

LSI札幌クリニック 放射線部門