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「医療ブログ」骨粗鬆症について

骨粗鬆症

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「骨粗鬆症」という病名は最近良く聞くことが多いのではないでしょうか?これは、骨の中がスカスカ状態になって、ちょっとした刺激(例えば転倒)や、特に誘引がなくても容易に骨折しやすくなる疾患です。

特に骨折は脊椎や大腿骨頸部に起こりやすく、寝たきり状態の原因ともなりえます。男性よりも女性に多く、年代別有病率は50代女性の9人に1人、60代女性の3人に1人、70代女性の2人に1人が罹患していると言われています。

では、なぜ女性に多いのか?それは女性ホルモンであるエストロゲンが関与しています。閉経するとエストロゲンの分泌量が減って、骨の新陳代謝のバランスが崩れ、骨形成のスピードより骨吸収のスピードが上回って、骨密度が低下してしまいます。エストロゲンが急激に減少しない男性は、骨密度の低下が女性よりも緩やかなので、罹患率が低いのです。

骨粗鬆症の症状としては、以前よりも身長が低くなった、背骨や腰が曲がってきた、背中や腰に痛みを感じるなどです。

検査方法としては、エネルギーの低い2種類のX線を使って測定するDXA(デキサ)法、かかとの骨に超音波を当てて測定する超音波法、X線を使って手の骨と厚さの異なるアルミニウム版とを同時に撮影し、骨とアルミニウムの濃度を比較するMD(エムディ)法などがあります。骨粗鬆症は予防が重要です。食事面ではカルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含む食品を摂取することが大切です。日頃から乳製品や大豆製品、小魚、緑黄色野菜、海草などを食べるよう心がけましょう。

適度な運動も行うようにしましょう。散歩やパークゴルフでも十分ですが、可能なら開眼片足立ち、スクワット運動もよいと思います。

骨粗鬆症の治療ですが、最近は本当にたくさんのくすりが選択できるようになりました。大きく分類すると、骨が壊れるのを防ぐくすり(骨吸収抑制剤)、骨を造るくすり(骨形成促進剤)、その他のくすりに分類されます。数種類のくすりを併用することもあります。

また、毎日くすりをのまなくても、週1回、月1回、半年に1回、1年に1回だけで良いくすりも使用できるようになりました。主治医とよくご相談されることをお薦めいたします。

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―この記事を書いた人―

<名前>斉藤 泰博
<資格・経歴>
医療法人 新産健会 副理事長
放射線専門医・内科医

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