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あきらめないがん治療

がん免疫細胞療法

「がん」の種類を知る

そもそもがんはどうしてできるの?

人間の身体をつくっている正常細胞の遺伝子が、環境やウィルスなどによって突然変異を起こします。そうしてがん細胞に変化することを『発がん』といいます。

がん細胞への変異の途中でがん抑制遺伝子がそれらを修復したり細胞自体を自滅させるなどの働きをします。また、がん細胞が現れてしまっても、数が少ない段階なら、リンパ球などの 免疫細胞が退治してしまいます。しかし、ストレスなどで免疫力が低下したりするとがん細胞は強大な細胞群となりぐんぐんと成長していきます。「がん」が肉眼で確認できる大きさは「1cm」(1億個)からと言われています。

肺がん

肺がんとは?
肺がんは、気管や気管支・肺胞の細胞が正常の機能を失い、無秩序に増える悪性の細胞に変わる(がん化する)ことにより発生します。
主な症状
肺がんの場合、治りにくい咳、胸痛、呼吸時のゼーゼー音、息切れ、血痰、声枯れなどの症状が出る場合があります。
主な原因
肺がんは喫煙や受動喫煙によって発症リスクが高まります。 また、女性の方で閉経後に肺がんリスクが高くなります。 たばこに関係なく発症する肺がんもありますので非喫煙者も注意が必要です。
予防対策
タバコを吸っている方は「禁煙」が肺がんの予防につながります。 また、PET検査、肺CTなど放射線検査を年に1回程度受けることで、肺がんを早期に発見できます。

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乳がん

乳がんとは?
大人の女性の乳房は、乳頭を中心に乳腺が放射状に複数並んでいます。それぞれの乳腺は乳管という管(くだ)でつながっています。乳がんの約90%はこの乳管から発生します。
主な症状
乳がんは5mmぐらいから1cmぐらいの大きさになると、自分で注意深く触るとわかるしこりになります。
乳がんが乳房の皮膚の近くにあると、えくぼのようなくぼみができたり、皮膚が赤くはれたりします。
乳がんは、わきの下のリンパ節などに転移しやすいため、リンパ節が大きくなりしこりとして触れたり、腕がむくんだり、腕のしびれがおこることがあります。
主な原因
女性ホルモンであるエストロゲンの数値が高いことや、また、女性ホルモンを補充する治療を受けていることが乳がんのリスクが高めるという報告があります。
飲酒習慣により、乳がんのリスクが高くなる可能性があるとされています。
予防対策
レントゲン撮影(マンモグラフィー)は乳房を装置に挟んで圧迫し、エックス線撮影する検査です。触診では見つからないような小さな「がん」が見つかることがあります。
乳腺のその他の画像検査 しこりががんであるかどうかや病変の広がりを診断するために、乳腺の超音波検査、PET、MRI、CTなども有用です。

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肝臓がん

肝臓がんとは?
肝臓がんは、肝臓にできた「原発性肝がん」と「転移性肝がん」に大別されます。
・「原発性肝がん」は主にB型・C型肝炎ウイルスが原因です。
・「転移性肝がん」は、胃がん・肺がん・大腸がんなど、別の臓器の「がん」が転移して起こります。
主な症状
腹部のしこりや圧迫感、痛み、おなかが張る感じなどを訴える人もいます。
主な原因
肝がんはB型・C型肝炎ウイルスによるものがほとんどを占めます。肝炎ウイルスに感染している人は、肝「がん」が発症しても早期に発見できるように、定期的に検査の受診が必要です。
また、アルコールのとり過ぎは発がんの可能性を高めますので、注意が必要です。
予防対策
肝がんの予防は、肝炎ウイルスの感染予防と、感染者に対する肝がん発生予防が柱となります
B型肝炎ウイルスの感染はワクチンで予防できます
肝炎ウイルス陽性の人とは、血液が付きやすいカミソリや歯ブラシなどは共有しないようにしましょう。

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胃がん

胃がんとは?
胃がんは、胃の粘膜内の細胞が、何らかの原因でがん化することにより発生します。
胃がん検診で見つけられる大きさになるまでには、何年もかかるといわれています。
主な症状
みぞおちの痛み、胸焼け、黒い色の便がみられることがあります。これらの症状は胃炎や胃潰瘍などにもみられる症状です。
主な原因
最近の研究により胃がんピロリ菌(ヘリコバクターピロリ)によるものが殆どを占めます。 厳密に調べると胃がんの患者さんでピロリ菌陰性の方は「非常に稀(1%)」です。・・・・ピロリが無ければ胃がんにはならないとも言えます。
予防対策
ピロリ菌がある方は除菌をオススメします。
また、除菌だけでなく定期的に胃の検査(カメラ・バリウム・胃部ペプシノゲン検査など)の受診が重要です。

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食道がん

食道がんとは?
食道がんは食道の粘膜の表面の扁平上皮という細胞から発生します。
主な症状
食道がしみる・つかえる感じ、胸痛・背部痛、咳などの症状が出る場合があります。
主な原因
食道がんは、喫煙と飲酒がリスク要因とされています。
また、熱い飲食物が食道粘膜の炎症を通して、食道がんのリスクを高めると報告されています。
予防対策
禁煙、定期的なレントゲン・内視鏡検査(カメラ)の受診が食道がん予防につながります。

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すい臓がん

すい臓がんとは?
すい臓にできるがんのうち、90%以上は膵液を運ぶ膵管の細胞から発生します。これを特に膵管がんといいます。 普通、「すいがん」といえばこの「膵管がん」をさします。
主な症状
腹痛・背部痛・食欲不振、体重減少などの症状がみられます。
皮膚や白目が黄色くなる黄疸が起こることがあります。この時は、身体がかゆくなったり、尿の色が濃くなったりもします。
「すいがん」ができると、糖尿病を発症したり、糖尿病の血糖のコントロールが急に悪くなったりする症状があります。
主な原因
「すいがん」のリスク要因として確立されているのは、喫煙だけです。
食事要因としては、高脂肪食や肉摂取がリスクを増加させ、また野菜・果物摂取が「すいがん」のリスクを低下させる可能性が報告されています。
予防対策
定期的に腹部の画像検査(PET・CT・MRI・腹部超音波など)を受けて早期の発見が重要です。

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大腸がん

大腸がんとは?
大腸がんは、大腸(結腸・直腸・肛門)に発生するがんで、日本人ではS状結腸と直腸に「がん」が多くみられます。
大腸がんは、大腸粘膜の細胞から発生し、腺腫(せんしゅ)という良性腫瘍の一部ががん化して発生するものと、正常粘膜から直接発生するものがあります。
がんの進行はゆっくりです。
主な症状
血便、下血、下痢と便秘の繰り返し、便が細い、便が残る感じ、おなかが張る、腹痛、貧血などが多い症状です。
主な原因
大腸がんでは、直系の親族に同じ病気の人がいるという家族歴は、リスク要因になります。
肥満で結腸がんリスクが高くなります。
飲酒や加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)の過剰摂取は、おそらく確実な大腸がんリスクとされています。
予防対策
定期的に便検査(潜血)、大腸内視鏡検査などを受診して、大腸がんや大腸ポリープを早期に発見できます。

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卵巣がん

卵巣がんとは?
卵巣がんで最も多いのは、卵巣の表層の細胞に由来する上皮性のがんで、卵巣がんの90%を占めています。
卵巣がんの中で次に多いのは、卵子のもとになる胚細胞から発生するがんです。
主な症状
下腹部にしこりが触れたり、圧迫感があったり、あるいは膀胱が圧迫され尿が近くなるなどの症状が出ることがあります。
転移しやすい卵巣がんの場合は、腹水のために腹部全体が大きくなったり、胸水がたまって息切れがするなどの症状が出ることがあります。
主な原因
卵巣がんの家族歴や、出産歴がないことがリスク要因として指摘されています。
また、婦人科疾患では骨盤内炎症性疾患、多嚢胞性卵巣症候群、子宮内膜症がリスク要因として指摘されています。
肥満、食事、排卵誘発剤の使用、ホルモン補充療法で卵巣がん発症リスクが高まります。
予防対策
定期的な卵巣がん検診(PETや経膣超音波検査、採血による腫瘍マーカーCA125)をお勧めします。

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子宮頸がん

子宮頸がんとは?
婦人科のがんで最も一般的な子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がん(子宮内膜がん)があります。
子宮頸がんは、この外子宮口付近に発生することが多いです。
主な症状
月経でない時の出血、性行為の際の出血や普段と違うおりものがふえたりします。
月経の量がふえたり長引いたりすることもあります。
主な原因
子宮頸がんの発生の多くにヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しています。子宮頸がん患者の90%以上からHPVが検出されることが知られています。
妊娠・出産回数が多い人ほどなりやすいといわれています。
喫煙者は子宮頸がんのリスクが高くなります。
予防対策
婦人科検診で、子宮頸部を観察したり、検査すべき細胞や組織の採取が可能であり、早期発見が可能です。
最近、一部のHPV(ヒトパピローマウイルス)感染を予防できる子宮頸がん予防ワクチンが使用可能になっています。たとえ、ワクチン接種を受けた場合であっても、定期的に子宮頸がん検診の受診が大切です。

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子宮体がん

子宮体がんとは?
子宮がんのうち、子宮体がん(子宮内膜がん)は、子宮の奥にあたる体部の内側の内膜という部位に発生します。
内膜は生理のときにはがれてしまうので、閉経前の女性では子宮体がんの発生は多くありません。
主な症状
月経とは無関係の出血、おりもの、排尿痛または排尿困難、性交時痛、骨盤領域の痛みなどの症状が出ることがあります。
主な原因
閉経以降に発症のリスクが高くなります。また、閉経年齢が遅い、出産歴がない、不規則な月経、無月経や排卵異常がある人がかかりやすいといわれています。
肥満、糖尿病、高血圧、乳がん・大腸がんの家族歴等もリスク要因とされています。
薬剤では、乳がんのホルモン療法に用いられるタモキシフェンや、更年期障害等に対するホルモン補充療法などで用いられる、エストロゲン製剤などが挙げられます。
予防対策
超音波検査など、子宮体がんの定期検診が重要です。
※検診などで、子宮がんの検査という場合、子宮頸がんのみの検査を指すこともあるので、注意が必要です。

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前立腺がん

前立腺がんとは?
前立腺は男性にだけあり、精液の一部をつくる臓器です。前立腺に発生する「がん」が、前立腺がんです。
主な症状
排尿困難(尿が出にくい)、頻尿(尿の回数が多い)、残尿感、夜間多尿、尿意切迫、下腹部不快感などが出現する場合があります。
前立腺がんは進行すると骨に転移しやすいため、前立腺自体の症状はなく、たまたま腰痛などで骨の検査をうけ、前立腺がんが発見されることもあります。
主な原因
前立腺がんのリスク要因は、年齢(高齢者)、前立腺がんの家族歴とされています。?
予防対策
年1回程度の採血(PSA検査)は、前立腺がんのスクリーニング検査としてはもっとも有用と考えられています。血液中のPSA値を調べるだけで、前立腺がんかどうかわかることがあります。

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